組合員が栽培した乾しいたけを集め、当組合で選別し、サイズを揃えた後に入札販売を行っています。入札は、最盛期には月3回のペースで開催しており、全国から参加する指定商社に向けて、600〜700ケースを展示しています。
トレーサビリティーについて
熊本県椎茸農業協同組合では、安心・安全な熊本県産原木椎茸の生産管理体制(トレーサビリティー)を構築し、基準規定を設け、平成23年度から実施しています。
1 | 生産管理基準規定に基づいた生産・栽培の指導実施 |
2 | 生産管理(記帳)の実施 |
それぞれの役割
生産者
熊本県椎茸農業協同組合
・椎茸生産
・出荷
・生産履歴簿の作成(記帳)、提出
・椎茸集荷
・生産履歴の情報集約(データベース化)
・入札販売、直販
・生産履歴の情報提供、指導
■熊本県産原木栽培しいたけ生産管理基準規定
生産資材・機械等のチェック項目
(1)原木
(2)種菌
(3)水
(4)農薬等
(5)機械等
生産資材・機械等のチェック項目
(1)ほだ木製造工程(伐採、植菌等)
(2)伏せ込み工程(仮伏せ、本伏)
(3)ほだ起こし工程
(4)ほだ場造成工程(林内ほだ場、人工ほだ場)
(5)収穫工程
(6)乾燥工程(※乾しいたけ)
(7)選別工程
(8)包装・ラベリング工程
(9)保管工程
(10)出荷工程
その他のチェック項目
(1)廃ほだ木処理
(2)作業時の服装等
(3)有害鳥獣・病害虫の防除
生産工程管理の記録
(1)組合員関係
組合員は、作業した日の内容を「栽培管理記録簿」に記録
出荷時の記録
(1)乾しいたけ関係
組合員は、出荷の際は、指定するバーコードを添付。出荷年月日を出荷箱に記載
- 生しいたけ関係
組合員は、出荷の際は、出荷年月日を出荷物に添付
資料の保管
(1)組合員関係
組合員は、資材購入伝票や契約書等があれば、栽培管理記録簿と一緒に5年間保管